●著者 : 恩田 陸
●出版社:新潮社
●発売日:2002-11
●評価 :★★★★ 惹句
《私は知っている、このハサミで刺し殺されるのだ――。強烈な既視感に襲われ、女流画家・高槻倫子の遺作展で意識を失った古橋万由子。彼女はその息子から「25年前に殺された母の生まれ変わり」と告げられる。時に、溢れるように広がる他人の記憶。そして発見される倫子の遺書、そこに隠されたメッセージとは……。犯人は誰なのか、その謎が明らかになる時、禁断の事実が浮かび上がる。》
恩田陸さんの小説はジャンル分けが難しい。学校が舞台になっている『六番目の小夜子』『球形の季節』などは《学園もの》と呼ばれたりするが、ミステリーの要素、幻想小説の要素も盛り込まれていて、独自の世界観が繰り広げられる。
本書は《生まれ変わり》が一つのキーワードになっているミステリー小説……? それともサスペンス? 幻想小説? そのどれもであるし、安易な分類分けを許さない力作だと思う。


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- 2007/09/20(木) 17:54:53|
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