通常二時間で耳の下、あごの関節から始まり、首、肩、胸、肘、腹、膝へと身体上部から下部へと進行していく。死後どの程度の時間が経過したかを判断するため、刑事は現場でまず、死体のあごをみるといわれる。
手や足の指が最後。十五時間経過した頃が一番硬い。
死後硬直を経た後、死体は腐敗を始める。季節や天候などに左右されるが、概ね五十時間の血から腐敗は始まる。それは消火器系、臓器に生前から存在していた細菌類によって引き起こされる。
腐敗ガスが体内に充満し、からだ全体が倍ほどに膨らむことを「巨人様化」と呼ぶ。肥満している者は腐敗が早いとされる。
なお、腐敗の後、細胞組織は融解し、骨だけになる。通常の死体で白骨化するまで約一年。昆虫や小動物によって損壊された場合はもっと早い。季節的には夏は早い。
高温下で蛆が大量発生し、一週間で白骨化したケースも報告されているという。
◆出典 「黒のトリビア」(新潮文庫)


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- 2007/09/23(日) 22:34:36|
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