池などの流れの穏やかな水中や湿った土中などで空気が流れていないような環境では
死体は腐敗しない。温度や空気が必要十分でないため、別の化学反応を起こす。
すなわち、脂肪分が分解し、周辺環境にあるマグネシウムやカルシウム、カリウムなどと結びつく。その結果、
死体は石鹸と同じ脂肪酸の物質になる。チーズのような白色状で、これを「屍ろう化」(=しろう 文字コードが変換できなかったのでひらがな表記)という。
死体は崩壊せず、原型を保ったまま。
題名を思い出せないのですが、大分前に読んだ推理小説で、完全犯罪をもくろんだ犯人が、この屍ろう化で
死体を隠滅できずばれてしまうというシーンがありました。非常に不気味で美しい表現だったと記憶しています。
ちなみに、極端な乾燥状態におかれるとミイラになる。このメカニズムは、水分の不足で
死体内の細菌類が活動できないため。


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- 2007/09/23(日) 22:53:43|
- 考証の杜 犯罪
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